集中力には限界がある!?
皆さんこんにちは!神ちゃんです!
皆さんは集中力には自信がありますか?
私?皆無です(笑)
試験勉強や仕事をしている時には、何故か部屋の掃除がしたくなるんですよねー。
今回はその「集中力」についてお話ししていきたいと思います。
【飽きるのは何故?】
脳の仕組みは未だに完全には解明されていませんが、脳科学的な見解によると、実は飽きるという現象は別に悪いものではなく、寧ろメリットがあるんです!
飽きる理由は「物や場所、事象などを、脳が既に記憶しているから」なんです。
子ども達は飽きっぽくてと思う方は訂正を!
彼等の飽きっぽさは、ダイソンの如き吸収力と記憶力が優れている証拠なのですね。
話を戻すと、脳は90%の殆どが使われておらず、放置状態になっている。だからこそ「飽きる」事によって、脳が変化を求めているサインを送っているのではと考えられています。
野菜を食べてないと時々無性に野菜が食べたくなるアレと同じですね。
もしかしたら脳は「今の自分に飽きた」からこそ、夢中になれるもの、自分が変化出来るものを飽きる事によって探しているのかもしれませんね。
【集中力っていつまで続くの?】
さて本題に入りましょう。
人間の集中力が続くのは良くて30分、少なくとも15分が限界なのです。
理由は集中状態の時は他の事に対して無防備な状態になる。だから自分の身体を守る為に身体機能として長時間は続かない様に出来ている、という事です。
また人間は様々な機能を維持する為に、
「15.45.90分」のリズムがあるのです。
小学校の授業が45分前後に設定されているのは、子供でも集中力を保てる時間や目安として決められているからなんですね。
【集中出来る時間帯ってあるの?】
最も集中できる時間帯は午前10時~12時のようです。集中力ややる気に関わる神経伝達物質のドーパミンやアドレナリンがこの時間帯に最も多く分泌されるので、重要な仕事や、集中を要する仕事はこの時間に取り組むと、はかどるかもしれませんね。
他にも集中力を継続的に測定できる「JINS MEME(ジンズミーム)」による実験では、1日で最も集中力が高い時間帯は、朝6〜7.8時台ということもわかっています。
【集中力って上がれるの?】
勿論集中力を高める方法はいくつかあります。
・水を飲む
・部屋を暗くしてデスクライトのみで作業する
・ストレスを加える ect...
一つずつ簡単に説明しましょう。
「水を飲む」
イースト・ロンドン大学の研究によると、テストの前に200mℓの水を飲んだ児童と飲まない児童を比較しました。テストの前に水を飲んだ児童は、飲まなかった児童に比べて約10%点数が良く、特に難しい問題の正解率が高かった
成人も水を飲んでから仕事した方が、判断スピードが約14%速まったという研究結果もあるのです。
「部屋を暗くしてデスクライトのみで作業する」
これは単純な事で、明るいと多くの情報が入り、気が散ってしまうもの。
スポットライトが当たり、情報が制限される事で、目の前の事だけに集中できるのです。
「ストレスを加える」
アメリカの中学、高校、大学の実験でテスト中にアドレナリンの量を計測しました。
ストレスで興奮すると[アドレナリン]が分泌するので、興奮した生徒とリラックスした生徒たちのテストの成績を比較しました。
するとリラックスした生徒よりも、ストレスで興奮し[アドレナリン]の量が急増した生徒の方が、成績が良かったことが分かりました。
[アドレナリン]には五感を研ぎ澄ませ、意識を集中させる作用があるのです。
【まとめ】
ここでお気付きになった方もいらっしゃるかもしれませんが、集中出来る時間帯の6〜8時、10〜12時は、空腹状態の事が多いですよね。
そうです!ストレスを加えるという話に繋がるのです!集中力のポイントはある程度のストレスから生じる[アドレナリン]によって高められているのです!
満腹になると眠くなって逆に集中力は低下する事は皆さんよくご存知の事だと思います。
空腹状態が過度になれば逆効果な事も然り。
【結論】
集中力はある程度空腹状態の時や、何らかのストレスが加わる事によって[アドレナリン]が分泌され、集中力が高まる!!
人の身体って面白いですね!
今回の話は以上です。
ご覧頂き、ありがとうございました。